ツールを作っている側のエンジニアによる、正直な比較です。「一番良いAIアプリ開発ツール」は一つではなく、何を作るかで決まります。よく名前の挙がる11のツールに同じお題を与え、用途別に長所と短所を整理しました。無料で使えるもの、ノーコードで使えるものも含みます。アフィリエイトリンクはありません。
11の用途に、11のおすすめ。順位ではなく用途で分けています。詳しい評価は下にあります。
| 作りたいもの | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| App Store・Google Playに公開するネイティブアプリ | Fastshot | React Nativeのコードを生成し、ネイティブのビルドまで行う。ソースコードはすべて自分のもの |
| AIでモバイルアプリを試作して、カテゴリを知りたい | Rork | AIモバイルアプリ生成の入口として最も手軽で、知名度も高い |
| AIモバイルアプリ開発を無料で試したい | FastshotかNewly | どちらもReact Nativeアプリを無料枠で作れる(Newlyは月200クレジット)。Fastshotは生成とスマホでのプレビューが無料で、ストア用ビルドは有料 |
| Supabaseを使うフルスタックのWebアプリ | Lovable | React+Supabaseの本番Webアプリで、AIとの反復が最も快適 |
| デモ用のWebプロトタイプをブラウザだけで | Bolt.new | WebContainerでブラウザ内実行、数分で公開 |
| 完成度の高いReactのUIコンポーネント | v0 by Vercel | コンポーネント単位の出力品質が最も高い |
| ドラッグ&ドロップで作るクロスプラットフォームのモバイルアプリ | FlutterFlow | Flutter向けビジュアルビルダーとして最も成熟 |
| ノーコードでモバイルのMVPを作りたい(コードは一切触らない) | Adalo | 非エンジニアの創業者にとって最もとっつきやすいビジュアル操作 |
| スプレッドシートで回している社内ツール | Glide | Google スプレッドシートやAirtableで業務を回すチーム向けに設計 |
| エディタの中でAIにコーディングを手伝わせたい | Cursor | VS Codeベースで、AIとのペアプログラミングが最も強力 |
| クラウドで汎用的にAIコーディング | Replit Agent | 書く・動かす・公開するが一つのホスト環境で完結 |
作りたいアプリを日本語で説明すると、FastshotがReact Nativeで生成し、スマホで動かし、Google PlayとTestFlightにアップロードします。無料で始められます。
最初にお断りしておくと、この一覧にあるFastshotは私たちが作っています。比較を公正に保つため、各ツールに2つの実際のお題を与えました。D2CブランドのShopify向けリテンションアプリ(本番運用のケース)と、もっとシンプルな単体の一般向けアプリ(試作のケース)です。そのうえで、私たちの希望とは関係なく、どこでどのツールが勝つかを記録しました。いくつかのツールは、それぞれの得意分野でFastshotを上回っています。以下の評価にもそのまま反映しています。(AIアプリ開発ツールを実際に使ったことがなければ、AIモバイルアプリ開発の5ステップで、試すときの流れを確認できます。)
すべてのツールを同じ6つの軸で評価しました。用途別の配置は、先に決めたものではなく、評価の結果から出てきたものです。
Webか、ネイティブか、コンポーネントか。フレームワーク(React、React Native、Flutter、フルスタックJS)。出力の形——プロジェクト一式か、部品か、ツールの実行環境の中の設定か。
動くアプリ一式まで出すのか、たたき台だけか。実際の修正を頼んだときの反復の速さ。生成が頭打ちになり、人間が引き取る必要が出るのはどこか。
App StoreとGoogle Playへの申請、Webでの公開、社内ツールとしての配布。生成した後、そのアプリを実際にどこへ出せるか。
公開されている料金プランと、それぞれに実際に含まれるもの。利用上限。隠れた席数課金やビルド料金。本番のアプリを運用する本当のコストが料金ページから分かるか。
ソースを書き出せるか、別の場所でホストできるか、開発者に引き継げるか。ツールの実行環境に縛られるか。解約したらアプリはどうなるか。
本格的なプロジェクトがそのツールを卒業する具体的な地点。別のツールで作り直すしかなくなる機能、カスタマイズ、規模はどこか。
「一番良いAIアプリ開発ツール」は用途の問題なので、一つの軸で点数をつけることはしませんでした。企業サイトに向くツールと、App Storeに申請するアプリに向くツールは違います。そこを無視した「おすすめ10選」は、形を変えたベンダーのページです。以下、11のツールを用途別に整理しています。
11のツールを一覧で。料金は2026年5月に確認したものです。AIアプリ開発ツールの料金は頻繁に変わるので、大きな支出の前には必ず再確認してください。
| ツール | 分類 | 出力 | ネイティブアプリ | 料金 | ソースの書き出し |
|---|---|---|---|---|---|
| Fastshot | AIモバイルアプリ開発 | React Native + Expo | ✅ iOS・Androidのバイナリ | 無料プランあり、有料は月19ドル〜 | ✅ すべて |
| Rork | AIモバイルアプリ開発 | React Native + Expo | ✅ iOS・Androidのバイナリ | 月20ドル〜(要確認) | ✅ すべて |
| Lovable | AI Webアプリ開発 | React + Supabase + Vite | ❌ Webのみ | 月20ドル〜(要確認) | ✅ GitHub |
| Bolt.new | AI Webアプリ開発 | WebContainer上のフルスタックJS | ❌ Webのみ | 月20ドル〜(要確認) | ✅ 書き出し可 |
| v0 by Vercel | AIコンポーネント生成 | React + Tailwind + shadcn/ui | ❌ コンポーネントのみ | 従量課金(要確認) | ✅ コピー&ペースト |
| FlutterFlow | ビジュアル型モバイル開発 | Flutter(iOS・Android・Web) | ✅ ビジュアル型、AI中心ではない | 月30ドル〜(要確認) | ✅ コード書き出し |
| Adalo | ノーコードモバイル | ハイブリッドアプリ | ✅ ハイブリッド(完全なネイティブではない) | 月36ドル〜(要確認) | ❌ ツールの実行環境 |
| Glide | ノーコード社内ツール | PWA | ❌ PWAのみ | 月25ドル〜(要確認) | ❌ ツールの実行環境 |
| Cursor | AIコードエディタ | 自分で書いたもの | 対象外(エディタ) | 月20ドル〜(要確認) | 対象外 |
| Replit Agent | AIクラウドIDE | フルスタックWeb | ❌ Web中心 | 月20ドル〜(要確認) | ✅ Replitでホスト |
このページで一番大事な区別で、ほかの「AIアプリ開発ツールおすすめ」記事がたいてい見落としている点です。プロンプトで作るツールは、Webを出力するものとネイティブを出力するものにはっきり分かれます。これは程度の差ではなく、App Storeに申請できるかどうかを決める違いです。Lovable・Bolt.new・v0はWeb出力で、ブラウザで動くアプリを生成します。どれだけプロンプトを工夫しても、ストア用のバイナリにはなりません。ネイティブ出力はFastshot・Rork・Newlyの3つで、スマホに本物のネイティブアプリとして届ける必要があるなら、選択肢はこの3つだけです。多くの比較記事はプロンプト型のツールをまとめて「Webアプリ開発」に分類し、ネイティブ出力のグループがあることに気づいていません。
Fastshotは、自然な文章の説明からReact Native+Expoのプロジェクトを生成するAIアプリ開発ツールです。出力は本物のネイティブのソースコードで、iOS(IPA)とAndroid(APK/AAB)のバイナリにコンパイルされます。App Storeに並ぶ多くのアプリと同じツールチェーンです。生成されるコードの実物を見たい開発者向けに、React Nativeアプリ作成の技術解説で実際のコード例を紹介しています。プレビューはExpo Goで手元のスマホに表示されます。アカウントやデータが必要だと伝えれば、FastshotがSupabaseのバックエンド(会員登録・ログイン、データベース、ストレージ)を作成・管理します。ペイウォールを頼めば、RevenueCatかAdaptyのサブスクリプションを組み込みます。クラウドビルドがAndroidのビルドをGoogle Playに、iOSのビルドをTestFlightにアップロードし、App Storeのスクリーンショット生成とストア掲載のメタデータ入力もFastshotが手伝います。
Fastshotが強い場面:手早い試作より、独自のリテンション施策が重要な本番のモバイルアプリ。Shopify向けのリテンションアプリ(限定販売、ロイヤルティ、VIP、再注文の導線)、本物のネイティブ体験が必要な創業者主導のモバイルプロダクト、ツールの実行環境にアプリを「借りる」のではなく、ソースコードを自分で持ちたいチーム。
Fastshotが第一候補にならない場面:このカテゴリで何ができるかを見るためにAIモバイルアプリを試作したいだけなら、この分野に長くいるRorkのほうが、試作から入る自然な入口です。Fastshotは試作だけでなく、ストア公開までアプリを持っていくためのツールです。
料金:無料プランで始められます。有料プランは月19ドル・29ドル・59ドル〜。iOSとAndroidのネイティブビルドは、月19ドルのStarterプランから利用できます。
Rorkは、WebではなくReact Nativeを狙った最初期のAIアプリ開発ツールの一つです。出力は本物のネイティブコードで、プレビューはExpo Goで動き、この1年でAIモバイルアプリ開発の分野では最も広く知られるブランドになりました。入口が手軽なので、開発者や好奇心のある創業者がAI生成のモバイルアプリの試作を素早く動かせます。「モバイルでAIを試す」最初の一歩として最も多く選ばれているツールです。
2026年、Rorkの有料プランがこの構図を変えました。Rork ProはFastshotと同じようにReact Native+Expoのプロジェクトを書き出し、Rork MaxはSwiftUIのネイティブなXcodeプロジェクトを書き出します。「生成コードがどれだけネイティブか」という一点では、React Nativeより強い主張で、Rorkをいまだに「試作専用」に分類している比較記事は情報が古いと言えます。公開されている料金は月25ドル(Junior)から、Scaleの最上位で月1,800ドルまで。席数ではなくAIのメッセージ量で課金されます。
Fastshotより明確に優れている点:試作の速さ、カテゴリでの知名度、そしてMaxではFastshotにはまったくないSwiftネイティブの出力。探索的な試作が目的なら、あるいはReact NativeではなくSwiftそのものが欲しいなら、Rorkから始めるのが正解です。
向きにくくなる点:Shopifyと深く連携する本番のリテンションアプリ、独自のチェックアウト導線、会員ランクごとのVIPロジックなどは、より重いツールを求めることが多くなります。ネイティブのAIアプリを素早く試作するなら、Rorkが定番です。
Newlyはこのカテゴリで最も新しく、打ち出し方がFastshotとほぼ重なるツールです。公式サイトには「すべてのアプリはExpo(ネイティブモバイルアプリ開発の業界標準フレームワーク)で作られる」「本物のiOS・Androidネイティブコードにコンパイルされる」「アプリのソースコードに完全にアクセスでき、書き出し・変更・どこへでもデプロイ可能。ベンダーロックインなし」とあります。これは、Fastshotが掲げる3つの主張とほぼ同じ言葉です。
それでも載せるのは、外したほうがこの一覧の価値が下がるからです。Fastshotを検討しているなら、Newlyも候補に入れるべきです。月200クレジットの無料枠があり、看板の主張だけ見れば両者に差はありません。私たちが確かめるべきだと考える違いは、バックエンドの深さ(Fastshotは依頼に応じてSupabaseのバックエンド(認証・Postgres・ストレージ)を作成・管理します)と、ある程度複雑な機能を2回目・3回目と修正したときに何が起きるかです。生成されたモバイルプロジェクトが崩れやすいのは、たいていそこです。
現時点ではっきり遅れている点:執筆時点では、上位プランのストア申請機能が「近日公開」となっています。公開機能を理由に選ぶなら、事前に確認してください。
AIでWebアプリを生成する分野は、3つのツールが中心です。どれもネイティブのモバイルバイナリは作らず、ブラウザで動くReact(またはフルスタックJavaScript)を生成します。「AIアプリ開発ツール」でモバイルアプリを期待して探しているなら、これらがApp Storeに出せない理由の詳しい解説はこちら。
Lovable(旧GPT Engineer)は、フルスタックのWebアプリを生成します。フロントエンドはReact、Tailwind CSS、shadcn/ui、バックエンドはSupabase、ビルドはVite。Lovableのホスティングか、GitHub経由で自前の環境に公開します。AIとの反復の心地よさはカテゴリ屈指で、AIと話すと動くアプリがその場で更新され、URLで公開できます。
SaaSの管理画面、企業サイト、社内ツール、ブラウザのタブで使われるB2Bアプリ、Webの素早い試作には非常に優秀です。明確な限界はプラットフォームで、Lovableはネイティブのモバイルアプリを作りません。出力はReactのWebアプリなので、デスクトップ中心のプロダクトには便利ですが、App Storeに並ぶ必要があるなら不向きです。Webの開発に限れば、現時点でこれ以上のものを探すのは難しいでしょう。
Bolt.newは、StackBlitzのWebContainerによって、Webのスタック全体をブラウザの中で動かします。ローカルへのインストールも、環境構築も、「リポジトリをcloneしてnpm install」も不要です。AIがフルスタックのJavaScriptプロジェクト(React、Next.js、バックエンド一式)を生成し、ブラウザ内のサンドボックスですぐに動かします。公開もブラウザからワンクリックです。
Boltの強みは最初の試作までの速さで、ハッカソン、デモ、MVPの検証など「5分で動くものを見せたい」場面に向いています。Lovableと同様にネイティブのモバイルは対象外で、構造上の天井は同じ、ブランドの打ち出し方が違うだけです。締め切りのあるWebの試作なら最速クラスのツールで、ブラウザ内で実行する仕組みも本当に新しいものです。
v0が生成するのはアプリ一式ではなく、ReactのUIコンポーネントです。管理画面のパネル、料金表、設定画面、ヒーローセクションなどを説明すると、完成度の高いReact+Tailwind+shadcn/uiのコードが出てくるので、既存のプロジェクトにコピーして使います。個々のコンポーネントの出力品質はカテゴリで最も高く、Vercelのデザインの感覚が初期値に反映されていることも一因です。
コンポーネントライブラリを作るデザイナー、独自のコードベースの中にAI生成の部品を入れたいエンジニアチーム、全部を作り直さずに完成度の高いUI部品が欲しいフロントエンドに向いています。アプリ一式を作るツールではなく、バックエンドもネイティブモバイルの出力もありません。ほかのワークフローの中で使うコンポーネント生成ツールとして捉えるのが適切です。
AI中心のツールではありませんが、「AIアプリ開発ツール おすすめ」の検索で必ずと言っていいほど出てくるので、どこに位置づくかを知っておく価値があります。どちらも本番のユーザーを持つ成熟した製品です。
FlutterFlowは、ドラッグ&ドロップでFlutterのプロジェクトを作るビジュアルビルダーで、一つのコードベースからiOS・Android・Webを出力します。FastshotやLovableのような意味でのAI中心のツールではなく、キャンバスに部品を置き、プロパティを設定し、データソースを画面上でつないで作ります。それでも、クロスプラットフォームのモバイルを出力するビジュアルビルダーとしては最も成熟しており、部品のライブラリもテンプレートの生態系も充実しています。
クロスプラットフォームアプリを画面上で細かく制御したい、Flutterの生態系が好き、AIへのプロンプトよりドラッグ&ドロップが好み、というチームに向いています。代わりに、AIツールより学習コストは高めです。文章で頼む代わりに、画面上でアプリを設定していく作業が残るからです。AIを使わないビジュアル型のクロスプラットフォーム開発なら、このカテゴリの第一人者です。同じ種類のアプリをAIで生成したいなら、FastshotかRorkを検討してください。
Adaloは、この一覧で最もとっつきやすい本格ノーコードのモバイルアプリ開発ツールです。画面に部品をドラッグし、内蔵のデータベースにつなぎ、ロジックをコードなしで画面上で設定し、両方のストアに公開できます。出力は完全なネイティブコードではなくハイブリッドアプリで、多少の性能と引き換えに、作る工程を大幅にシンプルにしています。
初めてのMVPを作る非エンジニアの創業者にとって、Adaloは実際に何かを公開まで持っていける最も簡単な選択肢の一つです。制約はテンプレートの天井で、Adaloの部品でできないことが必要になると、回避策はすぐに苦しくなり、抜け道は別のツールでの作り直ししかありません。素早く検証したい非エンジニアの基本的なMVPならAdaloで十分です。それ以上を目指すなら、いずれ卒業する前提で使いましょう。
一覧のうち1つは、一般向けアプリではなく社内の業務ツールを対象にしています。用途が違えば評価基準も違います。なお日本では、社内の業務アプリならkintoneやClickのような国内のノーコードツールも有力な選択肢です。
Glideは、Google スプレッドシート(またはAirtable、SQLデータベース)を、スマホ向けの形をしたアプリに変えます。スプレッドシートがデータの正で、GlideがそのまわりにUIを作ります。出力はPWA(プログレッシブWebアプリ)で、ホーム画面のアイコンからスマホにインストールできますが、ストアに申請するネイティブのバイナリではありません。
業務をスプレッドシートで回していて、その上にスマホ向けのUIが欲しい業務チームには非常に優秀です。在庫の確認、現場作業のアプリ、社内の名簿、簡単なCRMなど。一般向けのネイティブモバイルアプリには、PWAという制約とスプレッドシートに縛られたデータモデルのせいで不向きですが、本来の用途である社内ツールなら、スプレッドシートから動くアプリまでこれほど速く届くものはほかにありません。
「AIアプリ開発ツール」の検索でよく一緒に出てくるものの、厳密にはアプリを生成するツールではなく、AIコーディングツールであるものが2つあります。違いを理解しておく価値があるので、あえて含めています。
Cursorは厳密にはアプリ開発ツールではなく、AIとのペアプログラミング機能を組み込んだコードエディタ(VS Codeのフォーク)です。コードを書いたり直したりするのはあなたで、AIは実際のプロジェクトの文脈で提案、補完、リファクタリング、質問への回答をします。出力はあなたのプロジェクトそのもので、Cursorが単独で何かを作ることはありません。
一覧に入れたのは、「AIアプリ開発ツール」と「AIコーディングツール」を混同して探す人が多く、後者の答えとして最も強いのがCursorだからです。コードベースの主導権を手放さずにAIの助けが欲しい開発者には、現時点で第一の選択肢です。説明からアプリを生成したい非エンジニアにとっては、そもそも前提が違います。プロジェクトはあなたが持ち込み、AIはそれを速く作る手助けをします。
Replit Agentは、ReplitのクラウドIDEに組み込まれた汎用のAIコーディングエージェントです。フルスタックのWebアプリ、バックエンドのサービス、スクリプト、小さなユーティリティを生成し、書く・動かす・デバッグする・公開するまでの全工程がReplitのホスト環境の中で完結します。
学習者や初心者、そして「書く・動かす・公開するを一か所で」がありがたいプロジェクトには有力な選択肢です。ネイティブモバイルは得意分野ではなく、出力はReact NativeではなくWeb中心です。エージェントの抽象化のせいで、専門特化したツールより読み解きにくいコードが出ることもあります。クラウドでの汎用的なAIコーディングなら、オールインワンの環境を重視する人にとって今も万能な選択肢です。
よくある4つのプロジェクトの形と、それぞれに最も合う2〜3のツール。順位ではなく、道案内です。
入門価格は、試用ではなく実用的に使える最も安い有料プランです。料金は頻繁に変わります。ここの数字はすべて見出しの日付に各社の公式ページで確認したもので、3か月以上たったものは使う前に再確認してください。
| ツール | 出力 | ソースの書き出し | 入門価格 |
|---|---|---|---|
| Fastshot | React Native + Expo、ネイティブのバイナリ | ソース一式 | 無料プランあり、有料は月19ドル〜 |
| Rork | RN/Expo(Pro)・SwiftUIのXcodeプロジェクト(Max) | GitHub経由 | 月25ドル(Junior) |
| Newly | React Native + Expo | ソース一式(公称) | 無料、月200クレジット |
| Lovable | Webアプリ(React + Supabase) | ワンクリックでGitHub | 月25ドル(Pro) |
| Bolt.new | Webアプリ(WebContainer) | 可 | 無料枠、Proは月25ドル |
| FlutterFlow | Flutter/Dart | 有料プラン | 無料枠あり |
| Adalo | iOS/Androidのネイティブビルド | ソースの書き出し不可 | 無料(500レコード)、月36ドル |
Fastshotを作っているのは私たちなので、ここは特に注意して読んでください。ネイティブの深さではRork Maxが上です。SwiftUIのXcodeプロジェクトを書き出せますが、私たちにはSwiftの出力がまったくありません。Swiftそのものが必須条件なら、Fastshotは選ぶべきではありません。非エンジニアが最初の画面に到達する速さでは、AdaloとGlideが上です。部品があらかじめつながったビジュアルのキャンバスは、エンジニアの経験がない人をプロンプトより速く動く画面に連れていきます。この差は本物です。ビジュアル編集の成熟度ではFlutterFlowが上です。私たちがまだ追いついていない、何年分もの画面設計の積み重ねがあります。エコシステムではBubbleとFlutterFlowが上です。プラグイン、制作会社、テンプレートのマーケット、そのツールをすでに使える人材。そしてNewlyは看板の主張で私たちと完全に並んでいます。Expoでの出力とソースの所有権という点では、宣伝文句だけ見れば差はありません。これらのどれかが決め手なら、そちらのツールを選んでください。
一つには決まらず、何を作るかで変わります。App StoreとGoogle Playに公開するネイティブアプリならFastshot。AIでのモバイルアプリの試作ならRork。Supabaseを使うフルスタックのWebアプリならLovable。用途別の整理は、ページ上部の結論の表にまとめています。
本番運用のネイティブアプリならFastshotです。本物のReact Nativeコードを生成し、iOSとAndroidのバイナリにコンパイルします。入口の手軽さを重視したAIでの試作ならRork。そのほか多くの「AIアプリ開発ツール」(Lovable、Bolt.new、v0)はWebアプリを生成するので、App Storeには出せません。
ほとんどのツールに無料枠があり、Fastshotもその一つです。アプリの生成とスマホでのプレビューは無料で、コードの書き出しとストア用のクラウドビルドは有料プランに含まれます。どのツールでも避けられないのが、Apple Developer Programの12,980円/年とGoogle Playの25ドル(1回のみ)です。無料枠の比較は無料アプリ作成ツールのページにあります。
コードは書けますが、断片ごとです。プロジェクトの組み立て、ビルド、バイナリの署名、申請はできません。これらの工程にはXcodeやAndroid Studio、開発者アカウントが必要で、ほとんどの人はここで止まります。AIアプリ開発ツールは、まさにこの部分を引き受けるためにあります。仕様を練るのはChatGPT、公開まで持っていくのはアプリ開発ツール、という使い分けがおすすめです。
作れます。ただし規模には注意が必要です。AIアプリ開発ツールは、プロジェクトの最初の7〜8割(土台づくり、よくあるパターン、標準的なCRUDの流れ)を圧倒的に速くします。独自の業務ロジック、複雑な状態管理、珍しいプラットフォーム連携が必要になるほど、助けになる度合いは下がります。動く試作に素早く到達するには非常に優秀で、形のはっきりした課題なら本番の開発にもますます使えるようになっている、というのが正確な捉え方です。
ネイティブ出力のツール(Fastshot、Rork、Newly)はどれもAndroidアプリを作れます。React Nativeは一つのプロジェクトから両方のプラットフォームにコンパイルされるからです。実際の違いはビルドの工程で、署名済みのAPKやAABがブラウザから手に入るのか、Android Studioを自分で入れる必要があるのか。Fastshotはどちらもクラウドでビルドします。流れはAPKをオンラインで作成のページで紹介しています。Web出力のツール(Lovable、Bolt.new、v0)は、そもそもAndroidアプリを作りません。
ツールチェーンを隠してくれるものです。初心者を止めるのはコードではなく、ツールチェーンだからです。AdaloとGlideは最もやさしいエディタですが、アプリはそのツールの実行環境に残ります。コード生成型では、FastshotとRorkのどちらも日本語の説明から始められ、スマホでプレビューできます。Fastshotはさらに両方のストア向けのクラウドビルドがあるので、初心者がXcodeやGradleに触れる場面がありません。アプリを公開したことがないなら、この最後の部分が「試作」と「ストアに並ぶアプリ」の差になります。
Fastshot、Rork、Lovable、Bolt.new、v0、FlutterFlowは、いずれもソースコード一式を書き出せます。AdaloとGlideはアプリがツールの実行環境で動くので、書き出せるソースはなく、アプリは相手のインフラの上にあります。CursorとReplit Agentは自分のコードを扱うツールなので、所有権の問題は同じ形では生じません。
作れません。LovableはReactのWebアプリを生成し、iOSやAndroidのネイティブアプリは作りません。その構造上の理由はこちらで詳しく解説しています。
出力です。ノーコード(Adalo、Glide、Bubble)はビジュアルエディタで画面を組み立て、結果をそのツールの実行環境で動かします。始めるのは速いですが、抜け出せません。AIアプリ開発ツールは説明文からソースコードを書くので、コードそのものが成果物で、書き出してどの開発者にも引き継げます。この差は初日には見えず、エディタにない機能が必要になった最初の日に決定的になります。比較はノーコードでアプリ開発のページにまとめています。
どちらもiOSとAndroidのネイティブ向けにReact Nativeのコードを生成します。Fastshotは独自のリテンション施策を持つ本番のネイティブアプリ向けで、無料プランがあり、ストア用のネイティブビルドは月19ドルから。RorkはAIでのモバイルアプリの試作向けで、入口がより手軽です。試作ならRorkから、有料ユーザーに向けた本番アプリを公開するならFastshotです。
ほとんどに無料枠があり、有料プランは月20〜30ドル前後からです。ネイティブのモバイル出力に絞った無料枠の比較は無料アプリ作成ツールにあります。Fastshotは無料プランがあり、iOS・Androidのストア用ネイティブビルドは月19ドルからです。この分野の料金は頻繁に変わるので、最新の料金は各社のサイトで確認してください。
大丈夫です。Fastshotでは日本語で説明を書けば、モデルは英語と同じ精度で理解します。生成されるアプリの画面・ボタン・メッセージも、指定すれば日本語になります。コードそのものは英語のままで、ファイル名や変数名が英語なのはどのプロジェクトでも同じです。
この一覧のツールの多くはWeb向けです。FastshotはiOSとAndroidのネイティブアプリのために設計されたツールです。LovableやBoltと同じAIの使い心地で、出力は本物のReact Native、App StoreとGoogle Play向けのビルド、ソースコードの完全な所有権、必要なときにはFastshotが管理するログイン付きのSupabaseバックエンド、そしてRevenueCatやAdaptyによるペイウォール。